業務に誇りと確固たる信念をもって。
「建築確認申請」…
建築業界以外の方で、何パーセントの方が理解されているでしょうか？事実私もこの業界に入るまで存在すら知りませんでしたし、一般の木造住宅に耐震等級や省エネ等級があること等を知る由もございませんでした。
ですが、昨今の極暑、ガソリンの高騰、大規模な山火事、ゲリラ豪雨による土砂災害、そして私たちの命や大切な住まい・生活を一瞬にして奪い去ってしまう大地震などを目の当たりにして、否応なしに住宅の安全や住宅の省エネについて考えざるを負えなくなりました。
驚くことに、今まで木造2階建ての一般住宅には耐震等級をつける必要がなく、国がそれを特例として認めていたんです。ですが、2025年4月にようやく木造2階建てにも耐震基準と省エネ基準が必須となりました。しかしこの基準もまだまだ緩く現状、日本の置かれている状況を考えると耐震等級も断熱等級もさらに上の基準をクリアした住宅が必要なことを一般の消費者の方は気づき始めています。
自分たちの住まいに先ず何を求めるのか。
環境やデザインも大切ですが、何より第一条件は安全で地球にやさしい住まいです。当事務所は工務店様が顧客ではありますが、そのバックにおられるオーナー様のことを考えた住まいのご提案ができるように、工務店様の良き協力者となり、構造や省エネの目線から一緒に素晴らしい住まいのご提供ができるように日々努力しています。
そしてもう一つの役割は、全国の各行政が作成した地域環境に代わる条例やハザードマップ目線での安全遵守した住まいのご提案をすることです。工務店様と一緒になって行政が創った地域のルールに合格できるように協力しています。
安全で快適な生活を守る家づくりのスタートラインの仕事として、これからも私たちは業務に誇りと確固たる信念をもって前に進んでいきます。
